Forms Server for Windows and UNIX
Formsアプリケーション Web利用ガイド
リリース6i

J00496-01

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Webへのフォームの配置

6.1 概要

この章には、Oracle FormsアプリケーションをWebに配置するための情報が含まれます。Forms Serverの構成後、実行可能ファイルを配置してアプリケーションのURLをブロードキャストできます。

注意:

Forms Serverの構成に関する情報は、第4章「クイック・スタート構成のステップ」または第5章「Forms Serverの構成」を参照してください。

6.2 Formsアプリケーションの配置

Formsアプリケーションを配置するには、次のステップに従います。

6.2.1 ランタイム実行可能ファイルを作成

.FMXランタイム実行可能ファイルは、配置する先のアプリケーション・サーバーと同じプラットフォーム上で作成する必要があります。

たとえば、アプリケーション・サーバーのオペレーティング・システムがSun Solarisの場合は、Webに配置する.FMXファイルを作成するのに、Solaris版のForms Compilerコンポーネントを使用する必要があります。

6.2.2 実行可能ファイルをWebサーバー上に配置

Formsアプリケーションは、Webサーバー上の任意のディレクトリ内に配置できます。適切なディレクトリ・パスとファイル名をベースHTMLファイルに含める必要があります。これが、ユーザーがアプリケーションを実行する際にアクセスするファイルになります。ベースHTMLファイルの場所を指定する際に仮想ディレクトリ(例、/dev60html)を作成した場合は、ベースHTMLファイルをその場所に配置してください。

6.2.3 アプリケーションのURLのブロードキャスト

アプリケーションのURLのブロードキャストで必要なのは、対象ユーザーへの通知のみです。ユーザーはJava対応のWebブラウザを使用してそのURLに接続し、該当するアプリケーションを実行できます。アプリケーション用のHTMLページを作成した場合は、ユーザーに与えるURLは単にそのページを指すようにします。

たとえば、ABC社で新しい受注追跡アプリケーションが使用可能になったことをアナウンスするには、次のURLをブロードキャストします。

http://www.abc.com:80/appshtml/order.html

ABC社のURLは次のコンポーネントで構成されます。

6.3 次のステップ

実行可能ファイルをWebサーバー上に配置し、アプリケーションのURLをブロードキャストした後は、Webブラウザからのアプリケーションのテストと最適化を行いたくなるでしょう。

FormsアプリケーションをWeb上に配置するためのガイドラインとヒントは、第7章「アプリケーション設計に関する考慮事項」を参照してください。

Forms Serverを使用してアプリケーションをインターネット上または他のネットワーク環境に配置する際に、チューニングで考慮すべき点の詳細は、第11章「パフォーマンス・チューニングに関する考慮事項」を参照してください。

中間層のマシン・プールを保持して、マシン間での負荷を均衡にするロード・バランスの詳細は、第12章「ロード・バランスに関する考慮事項」を参照してください。


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