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この付録では、Oracle JInitiatorのかわりに使用するAppletViewerについて説明します。AppletViewerは、JDKコンポーネントであり、クライアント・マシンがForms Server上で実行されるアプリケーションを表示するために使用するOracleサポート製品です。アップグレード・バージョンは、Forms Developer Webサイトからダウンロードできます。
注意:AppletViewerはWindows 95およびWindows NT 4.0でのみサポートされています。
AppletViewerでアプリケーションを実行するには、次のステップを実行する必要があります。
AppletViewerでアプリケーションを実行している場合、AppletViewerはURLの表示リクエスト(たとえば、web.showDocumentおよびRUN_PRODUCT)を無視します。この場合、この章のC.3.1項「シグネチャを登録することによるFormsアプレットの信頼」で後述する方法で、Formsアプレットを信頼するためのプロセスを実行する必要があります。
AppletViewer内でアプリケーション実行の準備を行うには、AppletViewerをダウンロード可能にして、ユーザーにAppletViewerをクライアント・マシンにインストールする必要があることを通知します。次のことを実行します。
clientBrowserパラメータを使用するには、指定アプリケーションを実行するシステム・コールを発行するためのセキュリティ権限を持つ必要があります。通常、Javaクラス・ファイルをロードする場合、Formsアプレットは信頼されないので、このようなシステム・コールは発行できません。ただし、Formsアプレットが信頼される場合、これらのコールを発行できます。次のいずれかを満たす場合、Formsアプレットは信頼されていると判断されます。
これらのHTMLファイルの例では、マシンにシグネチャを登録することでFormsアプレットを信頼していると仮定しています。また、Forms Javaクラス・ファイルをローカルにインストールすることでFormsアプレットを信頼した場合、F60ALL.JARファイルをダウンロードする必要はありません。したがって、ARCHIVE="/.../f60all.jar"アプレット・タグをHTMLファイルから削除します。
clientBrowserパラメータを設定するには、次のいずれかを実行します。
clientBrowserパラメータをHTMLファイルに追加します。
このオプションでは、ブラウザの表示パスがHTMLファイルにハードコードされているため、すべてのクライアントがブラウザ実行ファイルを同じ表示ディレクトリにインストールしていると仮定しています。例:
<APPLET CODEBASE="/forms60code/" CODE="oracle.forms.engine.Main" ARCHIVE="/forms60code/f60all.jar" HEIGHT=480 WIDTH=640> <PARAM NAME="serverArgs" VALUE="module=start.fmx userid=scott/tiger"> <PARAM NAME="clientBrowser" VALUE="c:\programfiles\netscape\communicator\program\netscape.exe"> </APPLET>
clientBrowserパラメータをHTMLファイルに追加し、各クライアントにJDK_SETUP.BATファイルを変更させます。
このオプションは、クライアントがブラウザ実行ファイルを異なる表示ディレクトリにインストールしている可能性がある場合に最適です。ただし、すべてのクライアントが同じブラウザを使用していると仮定しています。HTMLファイルの一例を次に示します。
<APPLET CODEBASE="/forms60code/" CODE="oracle.forms.engine.Main" ARCHIVE="/forms60code/f60all.jar" HEIGHT=480 WIDTH=640> <PARAM NAME="serverArgs" VALUE="module=start.fmx userid=scott/tiger"> <PARAM NAME="clientBrowser" VALUE="netscape"> </APPLET>
次に、JDK_SETUP.BATの一例を示します。
SET CLASSPATH=C:\ORANT\JDK1.1\JDK\LIB\CLASSES.ZIP PATH C:\PROGRAM FILES\NETSCAPE\COMMUNICATOR\PROGRAM; C:\ORANT\JDK1.1\JDK\BIN;%PATH%
クライアント・マシンはシグネチャを使用して、有効かつ信頼されたエンティティ(署名者)からファイルがダウンロードされていることを確認できます。これにより、クライアント・マシンは不正行為またはJavaアーカイブ(JAR)ファイルの誤動作から自身を保護できます。クライアントがJARファイルを妥当性チェックするには、クライアント・マシンにそのファイルのシグネチャが登録されていることが必要です。Javakeyは、JARファイルのデジタル・シグネチャを生成するためのSun Microsystemsのコマンド・ライン・ツールです。
Formsアプレット自体は署名済みJARファイルです。Formsアプレット・シグネチャを登録するには2つのオプションがあります。次のいずれかを選択します。
シグネチャを登録することにより、Formsアプレットを信頼するには、次の手順を実行します。
Javaクラス・ファイルをローカルにインストールすることによりFormsアプレットを信頼するには、次の手順を実行します。
アプリケーションをAppletViewer内から実行するには、次のステップを実行します。
AppletViewerをインストールするには、Oracle Installerを使用してJDK AppletViewerをインストールします。
D:\setup.exe
。続いて「OK」をクリックします。
AppletViewerを実行するには、次の手順を実行します。
WebブラウザをAppletViewer内から起動するには、次の手順を実行します。
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