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この付録には、FormsおよびGraphicsをForms Serverに構成するために使用するパラメータが含まれています。
Windows 95およびWindows NTの場合、Oracle Installerは新規のORACLEセクションをレジストリ内に作成します。Oracleレジストリには、Oracleホーム・ディレクトリ名、製品の作業環境ファイルの場所、およびヘルプ・ファイルの場所などを管理する構成パラメータが含まれています。WindowsのNet8を使用する場合、構成パラメータはネットワーク通信に使用するドライバおよびNet8が操作パラメータのために使用する値も判断します。
レジストリ・エディタを使用してMicrosoft Windows レジストリを表示したり、オプションで編集できます。このエディタは、Windowsソフトウェアがインストールされているディレクトリにあります。
エディタを起動するには、次の手順を実行します。
REGEDIT
と入力します。
Oracle Installerは多くのパラメータを自動的に設定します。Oracle製品には一部のパラメータが必要です。これらのパラメータは表A-1に列挙されています。その他のパラメータを使用すると、製品の動作をカスタマイズできます。これらについては、A.3.2項「カスタマイズ可能パラメータ」で説明されています。
この項で列挙するパラメータは、Oracle Installerによって自動的に設定されたり、削除されます。これらのパラメータは、様々なOracle製品を正しく機能させるために必要です。
注意:この項で列挙されているパラメータの設定を変更しないでください。変更した場合、1つ以上のOracle製品が正しく機能しなくなることがあります。
次に列挙するパラメータ内のnnは、製品またはコンポーネントのリリース番号を指定します。Oracle製品の新規リリースにアップグレードする場合、この番号は変更されることがあります。
この項で列挙されているパラメータは、Oracle製品の様々なアスペクトを制御します。動作をカスタマイズするために、これらのパラメータ設定を変更できます。
次の項では、各パラメータのデフォルト設定(存在する場合)を列挙します。デフォルト値に自動設定されないパラメータを説明します。パラメータ・リストには、有効値の説明および例が含まれています。
デフォルト: ORACLE_HOME\FORMS60\PLSQLLIB
有効値: すべてのドライブ上のすべてのディレクトリ
例:
FORMS60_PATH=C:\oracle\apps\forms;C:\myfiles
このパラメータは、Form Builderランタイム・アプリケーションで使用されるファイルの検索パスを指定します。これらには、フォーム・ファイル(.fmx)、メニュー・ファイル(.mmx)、PL/SQLライブラリ(.pll)および実行時にアプリケーションがファイルからロードしようとするその他のオブジェクトが含まれます。たとえば、イメージ・ファイルscooter.tifをインポートする場合、Form Builderはこのファイルを見つけるために、FORMS60_PATHで指定されたディレクトリを検索します。
FORMS60_PATHでは複数のディレクトリを指定できます。パス・リスト内でディレクトリ名を分離するには、セミコロン(;)を使用します。
デフォルト: なし
有効値: HTML、PDF
例:
FORMS60_REPFORMAT=HTML
RUN_PRODUCTを使用してフォームからレポートを実行するためにブラウザを起動する場合、FORMS60_REPFORMAT環境変数を設定する必要があります。このパラメータはレポート・フォーマットを指定します。
デフォルト: 15
有効値: 1 - 1440(1日)
例:
FORMS60_TIMEOUT=1440
このパラメータは、クライアントがForms Serverと通信しない場合にForms Serverプロセスが終了するまでの所要時間(分)を指定します。
デフォルト: なし
有効値: すべてのドライブ上のすべてのディレクトリ
例:
GRAPHICS60_PATH=C:\oracle\apps\graphics;C:\myfiles
このパラメータは、Graphicsランタイム・アプリケーションで使用されるファイルの検索パスを指定します。これらには、図表ファイル(.ogr)、イメージ、外部問合せ、および実行時にアプリケーションがファイルからロードしようとするその他のオブジェクトが含まれます。たとえば、イメージ・ファイルscooter.tifをインポートする場合、Graphics Builderはこのファイルを見つけるために、GRAPHICS60_PATHで指定されたディレクトリを検索します。
GRAPHICS60_PATHでは複数のディレクトリを指定できます。パス内のディレクトリを分離するには円記号(\)を使用し、完全パスを分離するにはセミコロン(;)を使用します。
デフォルト: AMERICAN_AMERICA.WE8ISO8859P1
有効値: 現行の使用可能な値リストの詳細は『NLSガイド』を参照してください。またはCDの中の\bonus\nls\nlsd2r1.wriを参照してください。
例:
NLS_LANG=AMERICAN_AMERICA.WE8ISO8859P1
このパラメータは、メッセージ・ファイルで表示される言語を設定します。NLS_LANGの構文の一例を次に示します。
NLS_LANG=<language>_<territory>.<char_set>
各項目の内容は次のとおりです。
デフォルト: Window95の場合はC:\ORAWIN95、Windows NTの場合はC:\ORANT
有効値: すべてのドライブ上のすべてのディレクトリ
例:
ORACLE_HOME=C:\orawin95
このパラメータは、Windows版Oracle製品がインストールされるホーム・ディレクトリを指定します。このディレクトリは、Oracleディレクトリ階層で一番上のディレクトリです。
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